梅雨も中休みといったところでしょうか、今日の私の住む街の天気予報では、最高気温がちょうど30℃となっています。
昨年は、6月中旬からの高温により、殆どの花芽がだめになり、結果として7月になるとすぐに初夏の開花が終ったようなのです。
昨年は今の時期に相当数の果実を失ったことになります。そういった意味で、今頃の気候が、その年の豊作、凶作を分ける分岐点となることは既に述べさせていただいております。
ただ、感覚的に暑いと花芽がだめになると言ってもあまり意味がありません。従いまして、今日の気候を利用して、花芽の様子を見届けたいと思います。
我が家のパッションフルーツの現在の様子ですが、このエドゥリス紫系も、このエドゥリス黄実も、そして、黄色と赤紫色のジャンボ種も、
生育旺盛な時期を迎え、さかんに花芽を付けています。
昨年の記憶をさかのぼると、暑かった日の翌朝に花芽のようすをみた場合には、なんら影響なく胸をなでおろしていたように思います。しかし、その数日後には多くの花芽が黄色くなっていたのです。
今回も同様で、数日後の観察結果が重要でしょう。ですから、その時点の結果を別途追記いたします。
30℃前後の環境ででるパッションフルーツの花芽への影響は?あるいは種の違いによる暑さへの耐性差は?・・・そんな観点でご報告したいと思います。
【当日17:40追記】ちょっと予報がはずれまして、本日の最高気温は28℃くらいだったようです。現在は24℃くらいでだいぶ涼しいです。
最高気温30℃以上になる日がありましたら、別途追記いたします。
【2015.07.11追記】今日からの5日間は、連続で真夏日になる予報となっています。なんらかの結果に至りましたら、追記いたします。
【2015.07.19追記】11日~15日は猛烈な暑さに見舞われました。特に13~15日は猛暑日で、37℃近い最高気温の日もありました。これは紫100種の花芽ですが、真夏の暑さに晒されたものは全滅しています。それでも蔓の先には盛んに花芽を付けるようです。しかし、それも同じ運命をたどることになるのでしょう。
ジャンボ種についても、中身が育たず細ったままの花芽が目立つようになってきました。おそらく現在の蕾が咲き終わると夏の開花は終了でしょう。ただし、ジャンボ種では今の時期までに多くの蕾が連なっていますので、開花期としてはまだまだこれからと言ったところです。
エドゥリス黄実については、今のところ暑さで花芽がやられる気配はありません。原産地南米で平地性の種だけあり、流石に暑さに強いようです。その分寒さには弱いのですが。