今日からいよいよゴールデンウィークが始まりました。初日からとても暖かい日です。最低気温も11℃ですので、もう霜の心配もないでしょう。予てから週間予報を見ており、今日がパッションフルーツの植え込みと誘引のタイミングと考えていました。準備万端でしたので、天候にはぐらかされずに済んで良かったです。
今年グリーンカーテンに使うのはこの二本の樹です。昨年、苗を購入して育てたもので、グリーンカーテンに使用し30個程の果実が熟した実績がある樹です。実が紫色になる種で、苗の生産者は『市川園芸』さんです。秋には100個程の実が付いていましたが、冬へと向かう外の環境では熟すことはないので諦めて廃棄しました。今年は大きな樹を準備して春にスタートダッシュをはかり、夏から秋に多くの果実を食べようと、冬越しさせたものです。120cmの支柱を覆い尽くすサイズです。
蔓を解くといったい何M?冬の間、この樹を置いておいたリビングの出窓は、20℃を切る時間帯が夜中くらいしかなく、冬の間も育ち続けていたのですが、蔓を解いてみてビックリ!うっかり測り忘れましたが、裕に4Mはありそうです。
蔓を解くのは本当に大変でした。蔓どうしがからまったり、蔓を誘引しているビニールタイにヒゲがクルクル巻き付いているような箇所が無数にあったりで、予め今日だと決めていなければ、心が折れてしまったかもしれません。大きな樹を植えると確かに収穫増が狙えると思いますが、大きな樹を扱うことがこれほどたいへんなこととは知りませんでした。
蔓が長いので、誘引に使用するビニールタイの本数が多く、時間がかかりましたが、蔓を解くことと比べれば、ネットへの誘引は繊細さが少なくて済む分楽な作業でした。因みに、蔓解きと誘引作業の合計時間は6時間でした。そのうち誘引作業は2時間です。そして、ようやく2014年仕様のグリーンカーテンができあがりました。
昨年と比べてみましょう。
昨年の植え込み時の写真は下のものです。昨年は、苗だったのですから当然と言えば当然ですが、雲泥の差です。6月でもこうだったのです。今年は、4月末の植え込み時で既にこれより遥かに茂っています。2年目の樹ってすごいですね。苦労して冬を越させた甲斐があったか?
あとは、構想通りに順調に育ってくれるかが残された問題ですね。
最後に、『パッションフルーツ 植え込み 誘引』というキーワードで当ブログに訪問いただく方がいらっしゃいますので、もしやお役に立てるかもと思い、今回の誘引経路を載せておきます(但し、自己流です)。おおよそですが、
赤矢印が、向かって右の樹の蔓の誘引経路。赤い×は向かって右の樹の蔓を摘芯した場所です。
青矢印が、向かって左の樹の蔓の誘引経路。青い×は向かって左の樹の蔓を摘芯した場所です。
昨年は、初期に縦方向のみに誘引してしまった結果、このように、下がスカスカになってしまったのです。その反省から今年は横縦横と誘引してみました。
さて、今年のパションフルーツのグリーンカーテンは、どのような成長を見せてくれるのでしょう。そして、どれだけの果実をもたらしてくれるのでしょうか。