昨日は暑い日でした。私の住む街では、最高気温が32℃だったようです。思わず今年初めて冷房を使いました。
昨日ほどではないにしても、今日も真夏日になるようです。
こんな日には、水やり後の清々しい時間帯にパッションフルーツの観察をするようにしています。
さて、我が家では、最も早く育った蕾が膨らんできています。ですが、この蕾の元となっていた花芽は、4月27日に発見していますので、ここまで育つのに一月近くかかったことになります。
今年の花芽は、例年に比べ発見が早かったのですが、その後の育ちはというと、予想外に遅かったように思います。
そこで、”過去の記録”を見てみますと、ほぼ同様な変化が20日くらいの期間でおきていたようです。
やはり、今年の初花芽(蕾)の成長が遅いという結果にたどり着きます。
何か原因がある筈ですね。
そこで、”過去の記録”とした2014年5月14日~5月31日の気温と、今年の花芽発見(4月27日)~昨日(5月23日)の気温を折れ線グラフにしてみました。
すると、
あたりまえと言えば、あたりまえなのですが、2014年の気温の方が、二週間+αだけ夏寄りの時期の気温ですので、最高、最低、平均気温のどれをとっても高い数値になっています。このことから、2014年ほ方が、似たような変化を生じた期間が短くなったのでしょう。
逆に、今年の場合には、花芽(この花芽は冬越し中のリビングの出窓、つまり定植環境よりも暖かい環境下で既に発生していたと思われます。)の発見時期が早くても、比較的気温が低い日が多かったために、その後の育ち方は停滞ぎみになったのです。
造られた環境下で早熟であっても、自然環境下に置いた時点で、早熟ではなくなる傾向があるようですね。
このように考えまして、再び”過去の記録”を紐解きますと、初開花は6月初旬とのことです。
すると、反射的に、『これだけ膨らんでるんだから、もっと早いでしょ?』と希望的観測を持ってしまうから不思議です。