ここのところ、我が家のエドゥリス紫系種の状況が芳しくありません。
20ℓくらいの鉢ものから、40ℓのプランターに植えてあるものもあり、条件は異なると思いますが、果実数は株あたり概ね10個~20個くらいでしょうか。
花は咲くのですが、開花後、一時間くらい経過しても、雌しべが立ちぎみ、または完全に突っ立ったままの結実しない花が多いのです。今日などは、6個咲いて全て結実しない花だったのです。徐々にこの傾向がでてきていましたので、いわゆる『なり疲れ?』(=肥料不足?)なんて考えていたところです。肥料食いと言われるパッションフルーツですから、有り得ることですね。(従来は、元肥としてマグァンプK、追肥はハイポネックス原液を1,000倍に希釈したものを週に1回与えています。)
普通の蕾はある程度時間をかけて日々大きくなり、最後には明日咲くだろうというようなサイズになって咲きます。ところが、観察が疎かになっているということはまったくないにも関わらず、結実しない花を咲かせる蕾は知らぬ間にいきなり咲く印象があるのです。こんなふうに、雌しべが雄しべの方向に寝る花でないと、正しく人工授粉しても実を付けません。
【参考】パッションフルーツの結実しない花と結実する花
こんなふうに、まだまだ蕾が控えていますし、一番上の小さな花芽や、今月中に萌芽する花芽は、梅雨明け前後の開花には間に合うと思います。
ですから、正常な花を咲かせる蕾として育って欲しいのです。
ということで、肥料不足によるなり疲れが原因と仮定し、これを準備しました。きょう用事があってジョイフル本田のガーデンセンターに行ったのですが、これがこのお店のレジのおばさん一押しだったのを思いだしたのです。コウモリの糞に由来する有機肥料のようですが、リン酸に特化し実付きに効果があるようです。果実の味も甘くなるとか書いてあったりもします。
説明書きを見ると、根の出す酸に反応して必要量だけ根に吸収されるため、根に触れていても問題なく、やり過ぎの心配もないということです。
リン酸・微量要素がたっぷりの天然有機100%の肥料です。元肥・追肥どちらにもお使いいただけま…
ならばと、規定の倍以上をドッサリと与えてしまいました。
いやはや、「『やり過ぎの心配はない』と書いてあるもんな」と思いつつ、今度は肥料焼けを心配しています。もし、説明書きに偽りあればアウトですからね。
あれこれと心配事が尽きないことは、楽しんでいる証拠かもしれないのですが。
【2015.07.03】バッドグアノには緩効成分も含まれているために、現状までの結果で判断を下すことは時期尚早ではありますが、現在までのところ現象の発生傾向は続いています。
ただ、現象が出ている株は、果実を多めにつけているものに限られるのです。果実数一桁というような株には現象は表れていません。そのことから、肥料不足の可能性は残ると思うのですが、もう少し、様子をみてまた考えてみたいと思います。
ご無沙汰しています。インセンスの花は順調に花を開花しています。先日種のタキイさんからお電話でインセンスの受粉はむずかしいよ押しえていただきましたが、今年はあきらめて来年考えます。パッションフルーツ花は毎日14個の花が咲きつずけています。実はおおな卵からウズラの卵までいろんなサイズがあります。極めつけはカメ虫がいました、割箸で1つずつやっけています。
インセンスの実を付けるにはインカルナータの花粉が必要なようですが、なにより難しいのは、インセンスが咲いているときにインカルナータが咲いているとは限らないということだと思います。
そこで、花粉を使える状態で保存してタイミングを合わせる必要があるのです。
毎日14個はすごいですね。我が家では開花は一段落状態で、梅雨明け前の開花に備えて花芽や蕾を準備中です。yoko様のお宅ではすごい収穫数になりそうですね。