生命に満ちた季節

梅雨に入りますと、雨や曇りの日が多く気持ちもどんよりしがちですが、きょうのような梅雨の晴れ間には、対照的に生命に満ちた季節への移ろいを感じることができます。

きょうのように、最低気温が20℃弱、最高気温が30℃弱、天気晴れ、というのは、パッションフルーツが最も輝いて見える気候だと、常々感じています。

きょうは、パッションフルーツ棚の株で二つ開花しました。20160610開花120160610開花2最盛期には二桁の数の花が咲く日が多くなりますので、二つというのは少ないのですが、今の時期は今後の延びしろが見えて、一年中で一番楽しい時期かもしれません。

伸び盛りの蔓には、20160610蕾が連なる蔓20160610蕾が連なる蔓2節々に蕾が連なり、更に、小さな新芽が萌芽しています。新芽が若い蔓になれば、再び花芽が萌芽し蕾となります。

こうなると、パッションフルーツが熱帯性植物本来の爆走期を間もなく迎える状態と言えるでしょう。目に見えて蔓葉が繁茂し、ぶら下がる果実が遠目にも見えるようになります。そんな姿も一二週間後には目の当たりにすることでしょう。


「生命に満ちた季節」への4件のフィードバック

  1. はじめまして。
    昨年、パッションフルーツの苗を購入し育て始めました。
    こちらのブログは大変丁寧に書かれており、参考にさせていただいています。
    私が昨年10月頃に購入した苗は処分品で、パッションフルーツとだけ書かれていました。
    赤紫の実しか見たことがなかったので当然それだと思っていたのですが、やっと付いた実が黄色だったのです。
    こちらのブログを拝見してなぜ花がみんな落ちたのか、の理由がやっとわかりました。
    こちらは沖縄なので、4月頃から花が咲き始めたくさん花が付いて受粉もしてたのですが、現在のところ3個しか実が付いていません。
    そのうち、1個がポロっと取れて、「これって、黄色くない?!」ってことで、黄色種であることが判明した次第です。
    今更ですが、赤紫種を買ってこようと思います。
    ありがとうございました。

    1. はじめまして。

      沖縄では黄色種の果実が売られているのを見た
      ことがあります。

      もしや、沖縄独特の品種では?

      私の知っている黄色種は、エドゥリス黄実という種
      で、紫種の花粉を授粉しないと結実しないタイプで
      したが、私が食べた中ではベストな味でしたよ。

      もしかすると紫種の花粉を付けると大量に収穫でき
      るのかもしれませんね。

      1. 返信ありがとうございます。
        早速、赤紫を買いに行ったのですが、売り切れだったので今度見たら必ず買ってみます。
        収穫した実はまん丸で85グラムでした。
        知人によると、黄色は原種に近くて酸味が強いとのことですが、エドゥリス黄実なんでしょうか。
        まぁ、何にせよさすが沖縄なので、あんまり細かい種類とかは気にしないのかも知れませんね。
        販売店には気にして欲しいところですが。
        これからも、参考にさせていただきたいと思います。

        1. 85gというのは、大き目ですね。我が家のエド
          ゥリス黄実もそれいくらいでした。
          ただ、甘の方は紫よりも甘かったかったですか
          ら、違う亜種なのかもしれませんね。

          一言にエドゥリス黄味と言いましても、細か
          な種に枝分かれしている可能性が高いです。

          寒さに弱く、冬の管理を怠り枯れてしまった
          のですが、我が家のものが純血種ではなかっ
          たように思います。

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