森永製菓(株)発の情報です。
私の中で、同社は、パッションフルーツを製品に取り込む独自戦略を進めているように思えてなりません。
すでにお伝えしているように、パッションフルーツの種子にアンチエイジング成分『ピセアンタノール』が多量に含まれていることを発見、『天使の健康パセノール™(Passienol™』というサプリメント製品を昨年7月に販売開始しています。
主力商品にパッションフルーツを使用
私は休日のネットサーフィンの中で、森永の次なるパッションフルーツ関連製品がこれであることを知り、驚いたのです。同社のリリースを見る限り、7月末までの販売となっていますが、今日現在近所のローソンで売っていますので、もしや販売期間延長なのかな?なんて期待してしまいます。
商品マスコットキャラクター
大学生になった息子が小さかったときの思い出の品として、私ども夫婦がたいせつに保管しているのですが、森永さんからいただいたその製品のマスコットキャラクター『キョロちゃん』です。
パッケージを開封し、中の菓子を取り出そうとしたときに、その一部が金色だったらその部分を1枚で、銀色だったら5枚で、『キョロちゃん』をもらうことができたのです。
その製品とは、もうおわかりでしょう。森永の主力製品の一つ『チョコボール』なのです。前出の『一部』とは『くちばし』のことです。『くちばし』状の部分を開口させると、チョコボールが出て来るパッケージ構造であることをご存知の方も多いでしょう。
私の家の近くにも森永の工場がありますが、その正門に巨大キョロちゃんが鎮座するほどの森永を象徴するキャラクターであり、またそのことは、チョコボールはまぎれもない森永の主力商品であることを印象づけます。
パッションフルーツで大人の贅沢を演出
パッションフルーツの濃厚かつさわやかな甘酸っぱさが、チョコレートにベストマッチであることは、昨年のチョコの祭典『サロン・デュ・ショコラ』の結果が証明しています。チョコボールの粒の大きさは12~13mmくらいでしょうか、見慣れた一般的なチョコボールよりも少し大きく感じます。
チョコレートの上半分をていねいに取り除いてみるとパッションフルーツのジュレが露出しますが、直径8mm程度のボール状に、かなりしっかりと入っている印象です。そのジュレの30%にパッションフルーツ果汁を使用していますので、しっかりパッションフルーツの味がしそうですね。
いざテイスティング
チョコレートの余韻の中徐々にトーンを増すパッションフルーツの主張
チョコレートが口解けしやすいのに対し、パッションフルーツジュレは殆ど溶けません。
そこで少しづつ噛むごとにジュレの味を感じてきます。チョコレートの甘さの余韻の中で、徐々にひろがるパッションフルーツを感じることができるのです。
これは、『好対照な甘さの中で、ひろがる酸味の噴水や~!!まいう~♪』(彦摩呂&石ちゃん風)という印象を受けました。
【2015.08.23追記】冷蔵庫で冷やして、かじるように食べるとチョコレートの甘さが抑えられ、よりパッションフルーツの味が鮮明になります。
ラインナップ化すればいいのに
メーカーは期間限定販売を謳っていますが、十分においしい商品です。パッションフルーツには初夏のイメージがあることはわかるのですが、年中入手する方法はあるのではないでしょうか。冬でも買いたいですね。