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パッションフルーツに突然目覚めたホームセンター店員兼ウェブマスター

久々にパッションフルーツ苗を調達

更新の再開に至る動機

久しぶりの更新です。


前回の更新が、2016年の8月ですので、もう7年近く前になってしまいました。

なぜそのような長期間更新しなかったかと申しますと、冬越し, 挿し木, 授粉などの皆様のお役に立てるコンテンツを網羅したという自負と同時に、私の住む北関東の気候はパッションフルーツの栽培にあまり適さないという感想に至り2017年からは栽培を中止しておりました。

しかしながら、パッションフルーツの魅力を忘れられず、モチベーション復活で私は戻ってきました。

耐寒面で工夫を凝らす。という新なアクションアイテムも残っています。

苗を調達

2016年以前も苗を購入しておりました(有)フラワーショップ江口様のサイトを再び訪問し、黄色ジャンボと赤紫ジャンボおよびピーチの苗を1本づつ購入しました。全てショップ様のオリジナル品種です。

黄ジャンボ

でかっ

大きい方が黄ジャンボパッションフルーツです。
甘酸っぱく美味しい種です。写真は以前私が収穫したものです。
野球ボール大ですね。

同種の花粉では実ができない他家受粉タイプです。
ピーチまたは赤紫ジャンボの花粉をメシベに付けてやるとと結実可能です。

赤紫ジャンボ

20150920秋の一番果実

赤紫も大きいですが、少し縦長です。
こちらも美味しいですが、黄色よりも甘さにアクセントがあります。
大きい方は完熟したもので、洗濯ばさみで棚に吊るして、追熟中です。

こちらも、自分や同種の花粉では結実しない他家受粉種です。
黄ジャンボの花粉をメシベに付けてやると高確率で結実します。

ピーチ

ピーチは、自家受粉(自分の花粉で結実する)性のパッションフルーツで、花が多く、咲きだす時期が早いにも関わらず、開花期が遅れる特徴のあるジャンボ系の開花期を包含するという、花粉提供者として有能な性質を持つ種なのです。
尚且つ、黄ジャンボをルーツとするために、黄ジャンボとの相性が良いと言われています。

現在の苗の状態

現在の当地の気候はこんな感じです。
今朝は気温一桁で、早まって青空天井に出してしまったジャンボ種は15℃くらいになるまでは力なくイジケテいました。幸いに、それでも枯れるまでは至らないようです。
ピーチはジャンボ系よりも、寒さに強いようです。
最高気温も20℃前半の日が多く、目に見えるような成長を見るまではもう少し待たねばならないようです。

黄ジャンボ苗

4月19日に入手して植えていますので、約20日経過ですが殆ど育っていません。
連日最低気温一桁で最高気温20℃そこそこでは黄ジャンボは育たないようです。
あるいは軒下で朝露を避けてやれば良かったかもしれません。来年の苗では今頃まではそうしようと思います。この時期はどうせ育たないから小さめの鉢で機動性を良くした方が良い気がしました。

この写真は気温18℃の環境で撮影しましたが、今朝の8℃の影響が残っており、ネットに支えられるような力ない葉が見えます。

赤紫ジャンボの苗

同様にほぼ育っていません。
でも、若い葉も元気です。
黄ジャンボの苗と比べて元々が小ぶりなためかへなへなとイジケテいるようには見えませんが、基本勢いはありません。

因みに、赤紫ジャンボは黄ジャンボと比べて若い葉の色が黄色く葉脈が赤いので区別ができます。

ピーチの苗

ピーチはジャンボ系よりも寒さに強いようでシャンとしています。

自家受粉なので容易に実を得られますし、花粉を他に提供しなければならないので、立派に育って欲しいです。

今後の展開

当地の気候の中で、ジャンボ種の果実を多く得ることを目的とし、特に耐寒性に配慮した工夫を考えてみたいです。
ジャンボ系の果実の大きさ、味、そして適期における爆発的成長はとても魅力的です。できればその実現方法を皆様にお伝えします。