パッションフルーツ水耕栽培(開始二日)

二日前に、水耕栽培装置『せせらぎ1号』を稼働させました。

パッションフルーツの水耕栽培は、個人的には新たな試みであることに加え、(私の情報網が狭いためかもしれませんが、)全国的に見ても大きな成功例を目にしませんので、大きな期待を寄せているのです。

設置後二日と言うと、装置の初期不具合や、パッションフルーツの初期的反応が観察できる時期だと思います。

装置については、初日の夜と翌日朝に、スプレーバーノズルから栽培槽への培養液の供給が止まってしまいました。原因は、植え込みの際に発生した細かな根の切れ端が、スプレーバーノズルの噴射穴に詰まったことです。今は詰まらないようにスプレーバーノズルの穴を拡大済です。具体的にはΦ2.5の穴をΦ7に広げました。穴を広げても、ノズルの7個の穴からは均一に培養液が(噴射というような勢いはなくなりましたが、)流れ出ています。その後、同じ問題は発生していませんのでもう少々見守りたいと思います。

パッションフルーツの様子ですが、仮に培養液の処方を大きく誤っていたならば、初期症状として最悪枯れているというような状況も有り得たでしょう。せせらぎ1号稼働二日後しかし株の全体の様子を見ると、特に不健康そうな様子は見えません。ですから、致命的計算ミスなどにより、大きく処方を外したということもなさそうです。

というばかりでなく、なかなか元気そうです。水耕栽培二日後の新芽誘引当初、わざと下向きにしていた新芽が、上を向きました。これは株に活力がある証拠で、好ましい状況です。

その他にも、水耕栽培二日後の摘芯付近の新芽摘芯の付近にも新芽があります。もっともこの新芽は定植前からありましたが、元気そうなことにかわりありません。

現在の処方では、肥料濃度を抑えめにし、その中で実を付ける成分のリン酸と、鉄、銅、亜鉛などの微量要素を強化しています。5月末くらいまでは、育成用の処方として、このように培養液成分をコントロールしていく予定です。

新な試みの結果を見守ることは、興味津々な事実の発見に繋がるかもしれませんので、本当に楽しいですよ。


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