先日の季節外れの雪には驚きました。
なにしろ、棚用の株が定植済でしたので、枯れるのではないかとあせりました。
翌日には、少々元気なくなっていましたが、元気を取り戻してくれたようです。
そんなことがあると定植のタイミングには慎重になりますが、このような天気予報を見ると、性懲りもなく血が騒いでしまいます。今日と明日は最低気温10℃以上です。最高気温も20℃前後と、定植しても悪くありません。
週間予報を見ても、最低気温10℃を切る日はあるものの暖かい日が続きます。10℃を切るといっても、そんなことはゴールデンウィークでもあること、事実昨年のゴールデンウィークにはこんなことがありました。つまり、何が言いたいのかと申しますと、この予報を見て、定植を躊躇するのであれば、ゴールデンウィークにも定植できないということになると申し上げたいのです。4月の下旬になれば更に暖かくなることも考えられますので、「いつ定植するの?今でしょ!!」となるのです。
一番左にカランコエが写りこんでしまいましたが、その他の6本がパッションフルーツの株です。きょうはそれらを植え込みました。下中央にある大きな株は、昨年のゴールデンウィークに小さな苗をホームセンターで買って育てたものです。すこぶる旺盛な成長を見せましたので、そのDNAを増やすため、挿し木もしてあります。この株は今年はリビング前のグリーンカーテンのメイン株として頑張ってもらいます。
大きな株の挿し木、つまりクローンが後ろの3本で、昨年の7月20日頃挿し木しました。蔓長は1mは裕に超えています。1本は水耕栽培実験用のグリーンカーテンに使いました。他の2本は、リビング前のグリーンカーテン用です。
写真の左の方にある小さなポットの2本は、エドゥリス黄実の株です。秋挿し木なので小さいです。こちらは、棚用のエドゥリス黄実の大きな透水ポットに一緒に植えました。
大きな株を鉢から抜くと、根がぎっしりですね。こんな写真からも旺盛に育った株であることをおわかりいただけるかもしれません。
まず、2015年のリビング前グリーカーテンの定植完了です。2013、2014年と完成した姿のグリーンカーテンは下の方がスカスカした感じになってしまいましたので、今年は徹底して横方向に誘引しました。通常、伸び加減を見ながら部分的な誘引変更を繰り返すのですが、下の方の密度が低いのは、後で修正することが難しいと感じます。上へ上へと伸びた蔓の下の方は樹勢が低いので、そのような状況になると下部では新芽が発生しにくいためかもしれません。
そしてこれは、調査に調査を重ね、装置の製作、培養液用肥料の選定をおこない、実験に踏み切ったパッションフルーツの水耕栽培の様子です。
苗を水耕栽培装置『せせらぎ1号』に定植しました。先端は摘芯済で、すでにいくつかの新芽が見えます。
『せせらぎ1号』は、下部に貯水槽を持ち、上部にオーバーフロー栽培槽を持つ二層式装置です。
培養液作成にはあえてプロ仕様のOATアグリオ製の肥料を使用、アミノ1号、2号、5号、9号をレシピに基づき処方しています。
パッションフルーツでの水耕栽培では、大きな成功例を目にしませんが、それだけに期待していますし、時間も賭けて考えたつもりです。
最後に、『せせらぎ1号』のゆえんですが、
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