浮上しつつあるビッグプロジェクト構想

「ビッグプロジェクト」・・・とはいえ、あまり身構えてお考えにならないでください。

あくまでも、お小遣いの範疇でパッションフルーツの栽培を楽しんでる私にとって、というレベルでの話しです。

以前紹介させていただきましたが、来年、パッションフルーツ棚を作る計画があります。簡単な棚を作るのも、私にとっては「ビッグプロジェクト」なのです。今回の構想もそれと同等レベルでしょう。アカメモチの垣根これは、我が家の道路に面した垣根です。ブロック塀が低い造りですから、アカメモチを植えていますが、ここにパッションフルーツを這わせることはできないものかと、常々考えていたのです。春夏には、アカメモチには毛虫がたくさん付きますので、結構悩ましいのです。

アカメモチを抜いて、ブロック塀の上にフェンスを立て、そこにパッションフルーツを這わせるようなイメージです。

しかし、私の住む地域では、真冬には-5℃にもなる寒い日が続くことがあります。-5℃の気温の中、霜に当てれば、パッションフルーツは確実に枯れます。冬季の間、家の中が丸見えになるのも困ると、目隠し用途でパッションフルーツを使うことに、二の足を踏んでいたのです。

パッションフルーツ(=クダモノトケイソウ)の範疇では、耐寒性の強い種は見当たりませんが、トケイソウと範囲を広げると、耐寒性-15℃というものがあることがわかったのです。その一例は、クリア・スカイという種です。暖かい場所では、冬の間も青々としているらしいので、フェンスに這わせる用途には良いかもしれません。主に根による繁殖をするために、実は付きにくいらしいですが、全くダメということもないようです。もっとも、垣根ならば、実があまりならない方が良いかもしれませんが。

更に魅力的なのは、耐寒性の高いパッションフルーツ種を作出し得る素材かもしれないということです。取り立てて冬の気遣いをする必要のないパッションフルーツが出現すれば、理想的ですね。もし、そんな種ができたならば、その結果は、本来の意味でのビッグプロジェクト並に有益です。その可能性を無に帰さないためにも、持っていてもよい種だと思っています。

可能であれば、クリア・スカイを一本入手し、ワンシーズンその生態をじっくり観察してみようかなと考えています。
冬の間も青々しているならば、垣根にしたいですね。


「浮上しつつあるビッグプロジェクト構想」への2件のフィードバック

  1. とても壮大なプロジェクトですね。私もいつも廊下一面温室にしたいと考えていますが家族の反対を受けて断念しました。カエルレアと言う時計草は-13度まで耐えられるそうです。

    1. 無理なく楽しむ中で、ゆっくりと実現していきたいです。
      来年は棚を作りますので、垣根はそれ以降です。急にいろいろなことに手を出すと、やはり家族からの抵抗があります。
      ゆくゆくは新種の作出に成功したいですが、これには運も技術も必要です。私などがお約束できるようなことではありませんね。

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