今頃になると、ホームセンターなどで、パンジーやビオラのような冬咲きの花をよく見かけます。
広葉樹は葉を落し、外の雰囲気は、何かと寂しくなりがちな季節ですが、そんな寒さの中で咲き乱れる姿は、けなげにも思えるような可愛らしさと、美しさがあります。
我が家でも、先週末にビオラを植えました。昨年は、花の大きさを優先してパンジーを植えたのですが、今年は、花の賑やかさをとってビオラにしました。・・・
と、書いていると、「パッションフルーツの話にどうつながるの?」となるかもしれませんね。
それがちゃんとつながるのです。
ビオラの写真に、なにやら矢印があることにお気づきでしょうか?そこを違う角度から拡大すると、ネット上の掲示板などでは、「・・・www」と表現されるような光景ですね。これは、誘引殺虫剤に集まってきたナメクジです。
ナメクジは、花が大好きなのです。昨年は、同じ場所に置いておいたパンジーの花を穴だらけにされましたので、今年はこれを仕掛けておいたのです。
パッションフルーツの場合でも、ナメクジの食害に会うことは例外ではありません。パッションフルーツは一日花ですので、開花してから被害に会うことは少ないのですが、蕾をやられるのです。最悪は、雌しべや雄しべも食い荒らされ、結実不能にされてしまいます。多少葉に穴が開く程度ならまだしも、私にとっては、実を失うことに直結する害を与えられかねない悪質なやつなのです。その蕾が開花した花がこの写真です。幸運なことに雌しべと雄しべは助かっていますが、花弁、ガク、副冠の根元が食い荒らされています。外では、敷石の上に鉢を置いていますので、ナメクジの被害は受けないだろうと鷹をくくっていましたが、考えが甘かったようです。
これ、効きますよ。”ナメクジ カダン”。たいていのホームセンターにはあると思いますので、一つあると良いと思います。8個入りですが、一か月くらいは効果がありますので、計8カ月使えますね。
ビオラを植えて、「そういやぁ~、パッションフルーツもナメクジにやられるよな!」と、思い出した次第です。要注意!です。