冬越しの際にはご注意を

パッションフルーツのことならだいたいわかった。と油断していると、以外な盲点があるものです。その盲点は、あるパッションフルーツ栽培歴1年目の方からの質問により、”ハッ”と気付かされたものです。
ご質問の中で、忘れていた視点を掘り起こしていただいたことに感謝しています。

それがどのような質問だったかという種を明かすのは後程としますが、パッションフルーツの冬越しの際に、考慮に入れておくべきことがあるのです。

まず、この写真をご覧ください。蕾に群がる蟻「今にも開花しそうな蕾ですが何か?」と思われる方が多いのではないでしょうか?あるいは、「蟻さんがカワイイ♪」という方もいらっしゃるかもしれません。
この写真で、私が撮ったのは何か?と問われれば、後者の方が正解になります。写真を拡大すると、蕾に群がる蟻拡大被写体が蟻であることがわかりますね。今日は、ちょっと意地悪してしまいました。

2枚の写真で、私が何を問題にしようとしているかはおわかりいただけたと思いますので、伏せておいた質問内容を明らかにしますが、「家に入れるときに蟻はどうしますか?」というものだったのです。蟻を家に持ち込めば確かにたいへんです。甘いものを見つけるものなら、どこからともなく行列を作った仲間を連れてくるでしょう。

まず、昨年の経験を述べれば、10月下旬頃家に株を入れましたが、偶然にも蟻の活動が終わった(もしかしたら活動末期が正解かもしれません)時期に家に株を入れましたので、家の中の蟻で悩まされることはありませんでした。ですから、基本的に蟻の心配はないでしょう。

ただ、今年は既に最低気温15℃を切る日が続いています。特に、今年の私のように、一部の株では実を付けさせたままでの冬越しを目論んでいると、外に置いているのと同程度に採光できる(間もなく植物栽培用LEDを導入予定です)ならば、早い時期に家の中に移動して、朝晩の寒さを凌がせたくなります。しかし、晴れた日の昼間には25℃くらいになりますので、蟻が活発に活動しています。ですから、今の時期に株を家に入れると、蟻を家へ持ち込むリスクが増します。
早めに株を家に入れることを強行する場合には、十分に蟻を取り除くなり、駆除するなりの方策が必要です。強力に蟻を誘引し退治する薬剤がありますので、そのようなものを使われるもの手です。巣のアリ退治アリの巣の近くに置くだけで巣ごと退治できますので、私はカダン ウルトラ 巣のアリ退治を使っています。鉢が外にあるうちに、これを鉢の付近なり、株の根元なりに置けばいいかな?と思います。

最後に、コミニュケーションの中で、助けられ、助け、このブログを公開して本当によかった。という実感に浸ることができましたことを申し添えたいと思います。


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