赤紫果皮ジャンボの結実実験(エドゥリス黄実花粉使用)

8月末に赤紫果皮ジャンボの苗を入手してから、始めての開花に至りそうです。

しかし、赤紫果皮ジャンボは、自分の花粉では実を付けない自家不親和性種なので、結実させることができる種の花粉を授粉する必要があるのです。赤紫果皮ジャンボとの花粉交換により、相互結実することがわかっている黄果皮ジャンボも同時に育てているのですが、今回と次の蕾に関しては、黄果皮ジャンボの開花とタイミングが合いません。
そこで、ついでということもあり、他種の花粉を試してみようと考えているのです。
今日は、黄果皮ジャンボと同様に、黄果皮で自家不親和性のエドゥリス黄実の花粉を授粉してみようと思っています。

今朝、8:30頃の赤紫果皮ジャンボ種の蕾の様子です。赤紫果皮ジャンボ開花前先が少し開き、中の花弁が少し見えています。今日、咲くでしょう。

蕾の最終的な大きさは、赤紫果皮ジャンボ蕾最終サイズ55mmあり、明らかに他種よりも大きいです。きっと花も大きいでしょう。

今日は、夕刻から雨になるようですので、(受粉結果が確定する)授粉後2時間以内の時間帯に雨に降られないように注意しなければなりません。

13:00頃開花が始まりました。最大待っても13:30に出かけなけいと仕事に遅刻しますので、焦りながら眺めていました。13:20にようやく開花終了。他の種では数分で開ききることが多いのですが、こういうときに限って、花の開き方が遅いのでしょうか。赤紫果皮ジャンボの初花おや、この花は普通じゃないですね。10時方向の部分の花弁とガクが、切り取られたようになっています。

そういえば思い当たるところがあります。なめくじに表面を食われた赤紫果皮ジャンボの蕾蕾の表面を何かに食べられた痕があったので、鉢の周囲を探したところ、鉢の下部にナメクジが這っているのを発見していたのです。
以前、同じような状態の蕾を見たことがあるのですが、何かに表面を食われた蕾その時には、食われたのはほんの表面だけのだったようで、花弁もガクも問題なく、開花した姿は無傷そのもので、問題なく実も付いています。ですから、改めてナメクジの仕業だったのかと確認した程度で、特に気に留めることもなかったのです。

今回は蕾の内部に被害が及んでいますので、より深刻な状況ですが、その中でもラッキーなことに、子房、雌しべ、雄しべといった生殖に関る部分は無事だったようです。

ということで、後日黄果皮ジャンボに授粉するための雄しべを採取した後で、低温保存しておいたエドゥリス黄実の花粉を授粉しました。赤紫果皮ジャンボにエドゥリス黄実を授粉しっかりと花粉が付いていますね。
あとは、赤紫果皮ジャンボと、エドゥリス黄実の相性が試されることになります。

結果は明日ここに追記します。

【2014.09.25追記】今朝の観察の結論から言うと、「結実したのかもしれない」という煮え切らない表現に留まります。赤紫果皮ジャンボにエドゥリス黄実を授粉した翌朝他種での経験から、これまでに私が公開した授粉成功の見極め方法によると、「子房の色が薄緑から白で、やや大きくなっていれば成功」としていますが、子房の色に関しては黄色がかっていますので、授粉失敗の特徴を示しているように思えます。しかし、形状的には、授粉直後には円錐形に近かったものが、砲弾状の形に変化しているように見えますので、授粉成功し、子房が育ったようにも見えてしまうのです。
赤紫果皮ジャンボという種に依存する受粉後の特性があるのかもしれませんが、いずれにせよ、授粉の成否を表明するには、はっきりとした特徴に欠けているように思います。
したがって、明日以降に正式な判断をしようと思います。

【2014.09.26追記】授粉二日後の様子を確認したところ、赤紫果皮ジャンボ(エドゥリス黄実交配)受粉二日後明らかに、砲弾状の形をしたその子房は成長しています。これで、赤紫果皮ジャンボは、エドゥリス黄実の花粉で結実可能であることが明確になりました。
受粉初期に子房がこのような形状に成長していくのは特徴的ですね。これまでに、私が結実を目撃した経験のある紫100、ルビースター、エドゥリス黄実では、このような細長い形状を見せませんでした。

赤紫果皮ジャンボにエドゥリス黄実を交配、という組合せを既にやられた方もおられるかもしれませんが、この実が熟したならば、そのタネを撒き、新種の出現の可能性を探ってみたいと思います。そのためにはこの実をきちんと管理しなくてはなりませんし、冬の時期に実が熟す環境を与えなければなりません。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください