思わぬ猛暑にパッションフルーツの花芽にダメージ

今年は『エルニーニョ現象』発生の可能性が高いと気象庁が発表しています。『エルニーニョ』特有の日本への影響としては、梅雨明けが遅れる。夏の気温が平年を下回る傾向がある。ということですので、私は大胆、かつ、冷夏を恐れる稲作農家に対しては不謹慎にも、『エルニーニョ現象とパッションフルーツの開花・収穫への影響は?』という記事の中で、『今年はパッションフルーツの豊作年?』というような自己中心的な希望的観測をも含んだ記事を公開しました。

ところがです。

「まだ春だろ?」、言ったとしても「初夏だろ?」、という5月末頃から、連日真夏日が続いています。昨日などは、私の住む街でも、最高気温が34℃だったようですので猛暑と言えると思います。昨年の夏の経験から、梅雨が明けて真夏が到来すると、梅雨明け直前についた小さな花芽は黄色くなってダメになってしまうことを知っていますので、「昨日の34℃は効いちゃったか?」と思い、花芽をチェックしました。20140602パッションフルーツの花芽が高温でやられる割合的には少なかったのでほっとしましたが、蔓によっては、先端部の花芽はやはりやられています。

写真を拡大してみると、20140602高温でやられたパッションフルーツの花芽まだ、高温の影響を受けてからそれほど時間が経っていないせいか、写真では明確ではありませんが、明らかに周囲よりも黄色くなっています。部分的に壊死しているような部分があり、もはや健全な状態ではありません。

私の街の今日の最高気温は、予報では30℃ということになっていますので、そのとおりであれば花芽のダメージの拡大は小さいかもしれないのですが、先程テレビの最新の天気予報を見ると、東京の最高気温が33℃という予想のようです。私の住む街は内陸部にありますので、熱い時は東京より熱い土地柄なのです。通常、インターネット上の某サイトの天気予報を参照しているのですが、今日の最高気温が30℃というのはにわかに信じがたいですね。この熱さも今日までのようですが、「今日一日ふんばってくれ!」とパッションフルーツに声をかけるしか私にできることはありません。

もっとも、季節的には今後旺盛に花芽が発生する時期ですので、一過性の猛暑はあまり問題ありませんし、蔓や葉が爆走する条件としては決して悪くないのですが、せっかく付いた花芽がダメになるのは、なにか寂しさを感じてしまうものなのです。

このブログの中で何回も言っていますが、このようにあれこれ心配することを楽しんでしまう私って、どこか変ですよね。


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