皆様、久々の更新となってしまいました。
私の住む北関東では、放射冷却の厳しい晴れた日の朝には、0℃近くの最低気温を記録するようになってきました。
露地には水耕栽培と土耕のグリーンカーテンを未だ設置したままで、水耕栽培の株に関しては、まだ葉が青々しています。
そしてこのように、秋結実の果実がたくさんぶら下がっています。この株は、ごく一般的なエドゥリス紫系です。
しかし、いつ霜に降られても不思議ではない時期にきました。そうなれば葉は全て枯れ、果実を付けていることが全く無意味になります。
霜にあたること度重なると、多くの果実は梅干し状にしわしわになり、果肉はどこへやら、なかみは空洞になってしまうのです。そのように昨年の経験を思い出すと、収穫しなければならない限界の時期かな?と考えたのです。
簡易ハウスに目をやると、かなり葉が黄色くなっています。これいじょう果実をぶら下げていても、養分が補給されない状態だと思いますので、こちらも全て収穫することにしました。
今年のパッションフルーツの果実がぶら下がるさまは、これで見納めですね。
これが、水耕栽培の株から収穫した果実です。食べられそうにもない小さなものも含まれますが、65個くらいあったと思います。
いまのところまったく色付いていませんが、これでも色付いてくるのでしょうか?・・・見守ってみることにしましょう。
こちらは、簡易ビニールハウス(棚)の大実系の果実です。黄果皮ジャンボでは少し黄色く色付いているものもありますし、赤紫果皮ジャンボでも、赤く色付いているものがあります。こちらも60個強でした。
とりあえず、暖かい場所へ、晴れた日の昼間はリビングの出窓、その他はファンヒーターの近くにこのふたふくろが陣取ることになりそうです。
なにか変化がありましたら、ご報告しますね。
こちら神戸でも、残り10個ほどを残して、一気に収穫してみました。
先行して1週間ほど前に収穫をし室内で追熟していた分は、徐々に色づき始めています。
個人的には収穫した以上、水分の蒸散もあるので、ビニール袋はしっかり包んでおくというのもミソなのかなとも感じています。
また、今回は冬到来ということで一気に収穫しましたが、霜が降りる前に収穫、そして冬期剪定も進めつつの収穫というのが理想なのかもしれませんね。
昨年、神戸ではある日を境に、一気に葉っぱの黄化が進みました。
最高気温でも平均気温でもなく、最低気温が2~3℃を数日記録すると、葉は、一気に落葉させ休眠状態への行動をはじめるのではないかというのが私の仮説です。
もっとも、神戸では昨年、葉っぱがすべて黄化し落葉したわけではありませんでした。90%は落葉した感じでしたが、それでも10%ほどは春まで、かなりつらそうではあったものの、残っておりました。
来季のことを見据えつつ、収穫も剪定もこの時期に気候にらみで行っておくということは大事だなと感じます。
ほう、かなり色ついていますね。
私のところではまだほとんど色付いていないです。
袋の口を結んで、暖かいところに置いているせいか、袋の内側には水滴がたくさんです。
色の変化があったら記事にしますね。
剪定は、大胆なくらいでちょうどよいと思います。
室内25℃追熟法については、順調な感じです。
ただ、果実からの水分の蒸散も相当あるなという感じで、果実自体も色づき始めると小さくなるようです。
ここまでのところ、90個中、数個を除きほとんどは順調に追熟が進み始めている感じですが、表面にはカビがつき始めたものもありました。
毎日、果実は水洗いをしたうえで、密封するなら、袋の交換もしたりしないとダメなのかもしれませんね。
こちらは、今、側枝をつけたまま、水挿しにして実験してたりもしているところです。そちらは色づきは遅いものの小さくはならない感じです。
冬期剪定は、実に悩ましいところです。
今回は次が3年生苗になるので、かなり大胆にする予定ですが、まだ、側枝が生長しようとしている気配もあり、完全に休眠状態になってからにしたほうが良いのかなとも感じたりするところです。
ただ、元気に成長しようとしている側枝については、剪定し、室内での挿し木を試みる予定です。