春~初夏の開花期のまとめ

今日、我が家のすべてのパッションフルーツの春~初夏の開花が終ったようです。蔓の最後の蕾

単純に開花期の長さを見ると

春~初夏開花期まとめ
2015年春~初夏の我が家のパッションフルーツの開花期

エドゥリス黄実の果実は希少品

エドゥリス紫系の開花期が2カ月弱と圧倒的に長いです。同種の花粉で果実を付ける容易さと相まって、長い期間楽しめる種であると言えるでしょう。

ジャンボ系は、6月下旬からの一か月くらいでした。ただし、非常に多くの蕾が連なってつきますので、授粉の成功率が100%に近ければ、得られる果実数は一株あたり50個を望めたでしょう。(棚仕立てのため開花数が多かったことも考えられます)

エドゥリス黄実の開花期はたった一週間でした。更に、エドゥリス黄味は同種の花粉では実を付けない自家不親和性種ですので、花粉をもらうエドゥリス紫系の開花期によっては、結実可能な期間は更に短くなる可能性がありあます。毎日ちらほらと開花するようになり、開花が本格化する前に開花期が終わるというイメージです。春~初夏に結実したエドゥリス黄実の果実は非常に貴重品です。

各種の開花の推移

エドゥリス紫系は6月中旬までが旬

5月31日に開花がはじまると、(株数が7のせいもあるかもしれませんが、)毎日のように開花し、やがて連日複数の花が開花するようになります。6月中旬には概ね一株当たり20個程度の果実を付けます。
しかし、6月中旬になると、結ぶ果実数は激減しました。受粉時の雨除けがおろそかであった訳ではありません。花が雨に打たれていれば、更に減ったでしょう。6月中旬からの果実数の激減は、メシベが未成熟な結実しない花が増えることが原因なのです。
これに関しては、まだ推測の域を出ていないのですが、我が家の挿し木苗を差し上げたご近所の東向きのグリーンカーテンではあまりみられていな現象だという事実があるのです。東向きならば、強い日差しを回避できることが考えられます。つまり、エドゥリス紫系は、本格的な高温多湿に弱いのではなかろうか?と推測しています。
更には、不思議なことに、7月中旬以降には、生育が出遅れて果実の少なかった株のみの開花となり、それがなんとか7月24日まで続いたのです。

エドゥリス黄実の開花期の短さに驚き

開花期が一週間というのは驚きです。我が家ではたまたまエドゥリス紫系の開花とのタイミングが合う期間が僅かにあり5個ほど結実しましたが、タイミングが合わない可能性も十分にあります。
但し、昨年の経験から、秋の開花については、多くの開花結実が望めますので、温室があれば多くの果実を得ることができるのかもしれません。

結実率が悪かったジャンボ系

我が家に限ったことかもしれませんが、結実率が30%程度と悪かったです。開花期が梅雨~夏にまたがりますが、梅雨には花粉の湿気、梅雨が明けたあとは高温による花粉のない雄しべを持った花の出現などの悪条件に加え、受粉時間が日没直前の時間となっていたことも影響したかもしれません。
秋の開花の時期には、温湿度条件が変わりますので、結実率の変化をみたいと思います。秋の果実については、エドゥリス黄実とともに、這っている棚を温室として改造し、収穫を試みたいと思います。

種ごとのそれぞれの難しさ

・エドゥリス紫は本格的な高温多湿に弱いのでは?
・エドゥリス黄実は異常に開花期が短い
・(我が家限定かもしれないが)ジャンボ系は結実率が悪かった

とそれぞれの難しさがあるようです。そういうことでもなければ興味が薄れるのかもしれませんがね。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください