私の住む街では、最低気温が10℃を切ったり、最高気温が15℃を切るような日が時々あるような今日この頃です。
きょうは、そんな時期のパッションフルーツの株の様子を記録しておきたいと思いたちました。(全ての画像は16日撮影のものですが、現在との状態の差はないようです。)
まず、
水耕栽培と土耕栽培のハイブリッド・グリーンカーテン
です。土耕株部分は葉が黄色くなってきているのに対し、水耕栽培の株の葉はまだ青々しています。このあたりを調査する努力はしているのですが、現在理由は不明です。なにかわかりましたら別途・・・とは思っているのですが。
果実も結構付いています。
生食などには一般的ではないと言われている秋結実の果実ですが、ご訪問者様の貴重なコメントをいただいていますので、なんとかおいしくいただきたいと考えています。
次に、
棚
です。
赤紫と黄色のジャンボ系と、エドゥリス黄実という3種の大実系パッションフルーツがネットを這っています。
ビニールハウス用のビニールで覆っていますので、天気の良い日の昼間などは、30℃近い内部温度になることもありますが、無暖房であるために、寒さに弱いエドゥリス黄実の葉は株の根元から徐々に黄色くなってきています。エドゥリス黄実を収穫すべき時は近いのかもしれません。我が家では、最も甘味の強い品種なのですが、今の時期の追熟後にどんな味がするのでしょうか。
ジャンボ系もおいしいのですが、夏の経験からすると追熟期間が永かったことを覚えています。今の時期においしくいただくための追熟をさせるにはハードルが高い品種なのかもしれません。ジャンボ系に限れば、今年の夏は、暑さのために花粉のない花が出現したり、明らかに花粉が雌しべに付いていることを目視しても、結実しなかったりと、結実率が悪かったのですが、秋の花の結実率が良かったことに乗じまして、卑しくも可能な限り授粉した結果、蔓の先端付近の果実はこんなシワシワな状態になってしまいました。
そして、
棚の中に置いてある挿し木苗たち
です。これらの三つの黒い鉢に植えてあるのは、今年の6月に挿し木したジャンボ種の苗です。8号鉢に90cmの支柱を立てています。6月に挿し木すると、夏~秋に大きく育ちますよ。こちらは7月に挿し木したエドゥリス紫と黄実の苗です。ちょっと密集度が高すぎますので、このまま放置するとカイガラムシがでちゃいそうです。レイアウトを考えたり、剪定したりしなければなりません。
なんにせよ、庭に趣味の世界があることはよいことですね。
蔓の先端付近の果実はこんなシワシワな状態の件。
今年は、私もこれまで2回。10月に一度、そして11月は先週に、経験しています。ある日突然に現れます。
10月の時は、水切れだと感じたので、すぐに大量の潅水をしたら、次の日に復活。
そして、今回11月は、まさかと思ったのですが、やはり水切れ。
少し側枝が傷んでいるところの分だったので、その部分に水コケをまき、また大量に潅水したところ、無事復活しました。
鉢植え、二重鉢での栽培なので、毛細根に十分水分が届いていなかったのだろうと推測しています。
夏場と違い、地温を保ちたいため、つい潅水を緩めてしまっているのですが、あと1ヶ月ほど、水切れには、油断しないように栽培したいと思います。
葉の黄化が早い方は、この11月にも水切れを起こした分です。
水耕の分が元気なのはそのあたりが影響しているのではないでしょうか?
私の場合も気温低下とともに水やりを減らしていましたが、(夏ならいざしらず、)今の時期でも水枯れということもあるのですね。
水耕については、水枯れの心配がない以外にも、比較的容易な定量的方法により味や収量のコントロールができるのではないか、との可能性を感じています。
私もまだ実験中ですが、パッションフルーツの果実は、水切れさえしなければ、シワシワ(=腐敗のはじまり)にならず、ひとまず生長(=玉伸び)をしようとしているのではと感じています。
だから、シワシワになるのは、夏であれ、秋であれ、冬であれ、水切れか肥料切れの合図なんだろうと、考えていて、その合図が来たら集中豪雨の日のように、潅水をしてみるようにしています。
鉢植え&二重鉢での栽培なので、水切れはちょっと油断すると起こしてしまうのでしょうが、昨年、この苗で冬越しをする際に、シワシワになるのは、寒さからだと考えていたのが、もしかしたら、違うのではと、今年の2回のシワシワ事件、そしてその後の潅水で復活という現象から、そんな仮説を持つようになったところです。
今、夏場と違い、路地での冬越しのことも考え、明らかに潅水は減らしているのですが、シワシワ現象が出たら、夏場の時のように、潅水を思い切ってしてみて、様子を見るというのもありかもしれませんね
。
今の時期くらいの気温であれば、水分の凍結もありませんので、水やりはたいせつなのですね。
我が家のジャンボ系種は、この春、容量80ℓの透水ポットに植え込んだのですが、秋までに根が回りきってしまったようで、それも水持ちを悪くしている要因となっているようです。
だからといって、一部を水持ちのよい土に入れ替えたりするかというと、基本水やりを減らす季節ですので、判断に苦慮しているのが現状です。
常々良く観察し、最適解に近づくようにするしかなさそうですね。
夏の挿し木苗はすごく順調に育っていますね。
こちらは夏にあまり作らなかったので、秋の挿し穂(9月以降)の分で大量(200株以上)の増殖と企んだのですが、今も路地での育苗にしているので、この状況での越冬は厳しいだろうなと感じているところです。
簡易ハウスを作って、そちらで越冬させることができるのか試すしかない感じです。
さて、12月になって、寒さが少し増したというのはありますが、水切れ症状のサインであるシワシワ果実。
先日の朝、また一気に10個以上に現れました。これで今年は3回目。また慌てて潅水したところ、翌日にはすべての果実が回復となりました。
今回については、液肥での潅水にしたところです。
収穫前には水を減らすというのが基本なのかもしれませんが、どうも、パッションフルーツについては、シワシワ果実が出現したら、それは水切れサインだから出現したら、急いで潅水をというのが大事なのかもしれませんね。
我が家のシワシワの件は、ちょっと様子が違うようです。半分以下程度のサイズにしかなっていない実が、シワシワになりそして水をやっても復活しない。という状態です。
単に、果実が大きくなる気温範囲を逸脱したために、株自らがその果実を切り離しているかのように見えます。
我が家のシワシワの件は、ちょっと様子が違うようです。半分以下程度のサイズにしかなっていない実が、シワシワになりそして水をやっても復活しない。という状態です。
単に、果実が大きくなる気温範囲を逸脱したために、株自らがその果実を切り離しているかのように見えます。
お久しぶりです。我が家のパッションフルーツは葉っぱの色が黄ばんできましたがまだ外に出しています。二階のベランダは30個ほど実がついていますので寒冷紗をかけています。最近は庭も霜柱が立つ日もありますが、寒冷紗のおかげで実が少し赤くなってきています。他の苗を部屋に入れる時に落ちてしまった実はリンゴと一緒にビニール袋に入れています、こちらも少しずつ赤くなってきていますので、楽しみにしています。
また、来年のシーズンもよろしくお願いいたします。
良いお年を(^^)
yoko様
おひさしぶりです。
我が家でも土耕のものはだいぶ葉が黄色くなってきまして、そろろそ実を全部取ろうかとも考えています。
水耕のほうはまだ青々していますが、寒さのためか葉がしおれてきたようです。こちらもそろそろ収穫時かもしれません。
ここのところブログの更新が疎かになってしまいましたが、来春への思いは尽きることはありません。
良いお年をお迎えください。