実を付けた大株の室内栽培の有用性はあるのか?

日照時間も徐々に短くなり、17:30くらいには夜の雰囲気漂うような季節になってきました。最低気温15℃前後、最高気温25℃前後の今日この頃ですが、そのような自然環境の元では、どうやら花が咲いても結実しないようです。赤紫果皮ジャンボ20141006と申しますか、正確に言えば、結実しない花しか咲かなくなるようです。特徴としては、開花直後から三本の雌しべが立っており、花が萎むまでそのままなのです。花のサイズも小さく、通常、この赤紫果皮ジャンボの花の場合には、直径100mm程度なのですが、最近の花は80mm程度しかありません。
外のグリーンカーテンの株、家に入れた株と、今の時期は株により育成条件に差があるのですが、それらの全ての株が、同一の状況を見せていますので、季節の移ろいそのものの影響と言えそうです。

結実後についても、影響が出てきています。正確にいつ結実したものかという記録をとっていなかったのですが、

落ちてしまったジャンボ系の実このように、30mm前後サイズの実は、落ちてしまうようです。

こちらは、8月末の苗の入手後に初開花した花に、エドゥリス黄実の花粉を授粉して9月24日に結実した赤紫果皮ジャンボの実ですが、9月24日に結実した赤紫果皮ジャンボの実長さ45mm程度になっており、元気そうです。ただ、結実後2週間経っていますので、夏場ならとうに最終的なサイズ(=長さ約100mm)になっている筈ですから、成長は遅いですね。
現在、この実を付けた株は室内で管理しておりますが、実の育ち方を観察していきたいと思っています。

更に、最初の秋の実が8月28日に結実した、ルビースター冬越し設置時この紫100や、冬越し設置時のエドゥリス黄実9月17日以降結実したエドゥリス黄実の実が秋~冬の間に室内で熟すかを観察し、実を付けた大きな株の室内栽培の有用性の有無を確認したいと思っています。

パッションフルーツは、一般的な日本の自然環境では、秋の実は熟さないのですが、それをなんとか熟させて食ってやろうと考える方も多いでしょう。我が家では、凍らせたパッションフルーツを風呂上りに食べるのを楽しみにしている家族が居ますので、大きな株を家の中に取り込んで、冬の間も実を収穫できないものかと思案したりしているのです。
しかしながら、家の中のスペースは限られています。ですから、家の中でも実が熟さないことがわかれば、大きな株を数本家に入れるよりも、多くの挿し木苗を家の中で冬越しさせ、本来の春~夏の収穫増を思い描く方が、ワクワクして楽しいのかな?という気がするのです。

ということで、2014-15シーズンが始まったばかりの今ですが、既に来シーズンを志向した検証を考えてしまう私は、変でしょうか?


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