我が家の行燈仕立て(素性は不明ですが、実のサイズが70mm前後で赤っぽいのでたぶんルビースター)が秋の開花を始めたようです。
雨模様のせいなのか、気温21℃とパッションフルーツが開花する時期としては涼しいせいか、春~夏は通常9:30頃の開花だったのですが、10:40頃二つ開花しました。これらの写真は、開花後間もないものですが、雌しべが雄しべに接近してくる実を付ける花ならいいな。と思いつつ見守っています。
今日は雨ですので、花が雨に打たれないようにしなければなりません。元々、軒下の雨の当たりにくい場所に置いてあるのですが、念のためにカーポートに移動。少なくとも17:00過ぎまでは車は戻ってきませんので、問題ないでしょう。授粉後2時間以上経過すれば、受粉結果は確定しますので、その後元の場所に戻します。(直径38cmと10号鉢を上回るサイズの鉢を使っている株ですので、少々重かったですが、)行燈仕立てはこういう時に便利ですね。
開花の約1時間後、花を見ると、二つとも雌しべが雄しべに接近するように寝ていました。これは結実する花に間違いありません。
そこで、念入りに人工授粉しておきました。きちんと花粉は付いているようですが、夏の花が終わった7月9日以来の人工授粉ですので、うまく受粉するかちょっと心配です。
この行燈仕立ては、実を付けたまま10月末頃には家に入れる予定です。家の中で実がぶら下がっているのを見て過ごすことになれば、これもまた楽しいだろうなと思います。
受粉結果は明日確認してみます。
【2014.08.29追記】結実したかを今朝6:30頃確認しました。両方とも、子房は白~薄緑になっており、少し大きくなっています。明らかに授粉成功しています。10月末頃には株を家に入れますので、この実は、家の中で熟すことになると思います。その環境で、実がどうなるかを観察できますので、新たな楽しみが増えました。