これは、昨年の1月に発芽したアボガドの様子です。そしてこれが、それから一年ちょっとたった今の様子です。
大きさのイメージが伝わりますように、前にガムのボトルを置いていますが、約1mほどでしょうか。
可愛そうだとも思うのですが、あまり大きくなると困るので、鉢も土も種まきのときと替えていません。もうとうに根は回りきっており、アボガドにとっては、養分も水持ちも最悪でしょう。
それでも、春から秋の間に外の陽当たりの良い場所に置き、週に一度与えるハイポネックスの養分により、ここまでは育ったのでしょう。
水持ち最悪な状態で、真夏の太陽を浴びても元気なのには驚きました。渇きには相当強いようです。
アボガドは、高さ20mにもなるといわれている高木広葉樹なのですが、これ以上今の鉢で大きくなるのを止めるのは可愛そうでなりません。いっそ、大きな温室のあるところに寄付でもしようかななんて気もしてきますが、引き取り先があるでしょうか。
我が家では、このアボガドを『ダンボちゃん』と呼んでいます。上の写真の頃に家族の何気ない言葉からそう呼ばれるようになりました。茎の太さに対して葉が大きく、まるで『ダンボちゃん』の耳のように見えたことから、自然とそういう愛称になったのです。
そして、今後の『ダンボちゃん』の幸せを思い描いてしまう我家族はおおげさなのでしょうか。