最低気温が10℃を、最高気温が各20℃を切ろうとしています。
あるものは来春に備えて冬越し用の株となり、あるものは残念ながら撤収・処分しなければなりません。
狭い庭の許された面積でパッションフルーツを楽しんでいるいじょういたしかたのないことです。むしろ私などは、グリーンカーテン2基、棚1基、その他で楽しんでいるのですから、それが許されることを家族に感謝しなくてはなりません。
ということで、きょうは、メインのグリーンカーテンの撤収をしました。私がメインというのは、全体サイズがもうひとつのグリーンカーテンよりも大きく横2.6m×縦2.8mで、場所的にも一番目立つ場所にあるからなのです。
繁り具合に関しても、メインにふさわしいものであればよかったのですが、見てのとおり全体に蔓がスカスカです。
このグリーンカーテンの株は、家の中での冬越しの際にコナカイガラムシが発生したもので、定植時に一応駆除したものの、生き残ったものが再び増殖ということを繰り返してしまったのです。コナカイガラムシが増殖すると、新芽の若い葉にとりつき、新芽が若い蔓へと成長することを大きく阻害するのです。しかも悪いことに、新芽がたくさん出て来る時期に増殖するのです。
果実を結んでくると、薬害を避けるために、収穫から逆算した一定期間は薬剤を使用できないのですが、その期間が株の成長期(=新芽がたくさん出て若い蔓になり伸びる)にあたるためにこのような姿になってしまいました。
今思えば、外への定植時に(アクテッリク乳剤などの多少強い薬剤を使ってでも、)完全に駆除すべきでした。その頃ならば、収穫時の薬害の危険もなかったのです。このグリーンカーテンには、3本の株を使っていましたが、これらの株には、ところどころにコナカイガラムシは付いていますし、全体に元気がありませんので、冬を越せないように思えます。可愛そうですが、冬越し株は十分確保していますので、わざわざ駆除してまで冬越し候補とはなり得ません。
ただ一言、『いままでありがとう、そして世話が足りなくてゴメン』そう心でつぶやいた私でした。
そして、2015年のこのグリーンカーテンの株の撤収は完了しました。2015-2016の冬越しが順調であれば、このように水耕栽培を導入する予定です。
水耕栽培については、繁り具合、果実の収量において、どうやら土耕に対する優位性がありそうなことがわかったのです。
冬越し期間と言えば、オフシーズンのように思われかちですが、私にとっては、水耕栽培装置の作成・実験などのための重要な時期なのです。
お久しぶりです、我が家もそろそろ家に入れるサイズに刈り込みようとは思いますが、まだ果実が相当数ついていて今大きさは卵のLサイズより大きく育っていますので、どうしょうか迷っています。まだこちらは15度から20度は昼間の温度は確保されています。二階のデッキは寒冷紗をかけて様子を見ようと思っていますが、、、Passonさんのまだ青い実はどういう保存をしますか?悩んでいますが段々冬に向けて用意をしなければと思っています。アドバイスをお願いいたします。
yoko様
こんにちは。
ご質問に関しては秋結実の果実の収穫を試みるをご参照いただきますと、ほぼ答えになっているかと思います。
少量の株であれば、家の中の暖かいところに置いておくと果実を収穫できます。
ビニールハウス(15℃以上に温度設定した暖房付)での収穫の情報もあります。
私の家では、水やりに配慮したりすれば、無暖房のビニールハウスでも冬越し可能ではないかと、試しているところです。
今ぶら下がっている青い果実については、そのままの状態で熟すことはありません。残念ながら廃棄となります。
収穫して食べるならば、家の中の暖かいところに置くか、ビニールハウスということになるようです。
コメントありがとうございます。秋の実は夏に付いた実より大きくなんだかもったいない気がします。二階のデッキは霜よけの寒冷紗で被いもう少し様子を見ようと思います。
一回のデッキは自然の成り行きに任せるか、絡まった蔓をほどいて家の中に入れようかと思います。
また、よろしくアドバイスをお願いいたします。
東京の冬は、北関東よりかなり暖かいと思いますので、私の言うよりも良い方向に進むかもしれません。
そうなるといっそう良いですね。
氷点下になることはそれほどなかったような・・・。