パッションフルーツの植え込み・開花・収穫時期

昨年は、なんの考えもなく、ゴールデンウィークに散策したホームセンターでパッションフルーツの苗をみつけ、その日のうちに植え込んだのですが、ラッキーなことに30個程の果実を食することができました。

今年は、グリーンカーテンのネットを張りましたで書きましたように、グリーンカーテンの規模を拡大し、収穫増をねらっています。植える樹も、苗というには巨大すぎるものが無事冬を越しましてスタンバイ中です。20140328リビングの出窓にてここまでの準備を無にしないためにも、今年は全てを計画的に進めたいものだと考えています。

まずは植え込みの時期が大切です。『急いては事をし損じる』と申しますように、外で遅霜に晒したら大変です。新芽が全滅して成長が遅れるだけではなく、樹が枯れてしまうこともあるようです。そして開花の時期には、授粉作業が忙しくなればいいなと思います。実の収穫の季節には、我が家のグリーンカーテンの場合には、車が隣接して駐車されていますので、車で落下している実を踏みつぶさないように、車の下を確認する必要があります。

次の画像は、私の住む地域の年間気候図に、植え込み時期と、開花時期と、収穫時期を書き込んだものです。地域が異なれば、それぞれの時期は異なってきますが、年間気候図に書き込むことにより、どのような気温の時に植え込むべきか、開花するか、収穫できるかをお判りいただけると思いますので、ご参考にされると良いのではないでしょうか。パッションフルーツの植え込み・開花・収穫時期植え込み時期は最低気温が10℃になる時期におこないます。やはり屋内よりは外の方が長時間陽が当たりますので、開花に備えた樹の育ちが良いのでは?と推測しています。私の住む北関東ではちょうどゴールデンウィークになります。

開花は、最低気温が15℃になるころになります。最高気温が20℃を超える日が続くと、蕾が付くのですが、少しでも15℃を下回ると蕾はだめになってしまいますので、最低気温で開花時期が決まってくるようです。一方、梅雨が明けて夏本番となるや、開花は止まってしまいます。熱帯植物なのに、日本の熱さごときでそのようなことが起きることは不思議ですね。

収穫は開花から約64日後と言われています。したがって、開花期間を約2か月後ろにシフトした時期に実が収穫できます。

9月になって涼しくなってきて秋めいて来ると、秋の花が咲きますが、その後気温が低下するためにその花を受粉しても熟すことはありません。但し、温室での栽培が可能であれば秋の花の実が熟すようです。


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