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パッションフルーツのグリーンカーテン植え込み・誘引二か月後

今日で、我が家のグリーンカーテンネットにパッションフルーツの株を植え込み・誘引してから二か月になりました。

植え込み・誘引当日の様子は、
2014年仕様グリーンカーテンの植え込み&誘引完了昨年グリーンカーテンに使用した冬越し株を2本植え込んでいますが、5m近い長さの蔓が数本ありますので、植え込み当日にしては育ったように見えるグリーンカーテンだったと思います。
しかし、今思えば、冬越し中の日照不足が影響したため、元気の無い葉が多かったです。このあたりは、冬越しの反省点ですね。

そんな失敗の影響があってか、一か月たっても、20140526グリンカーテン緑が濃くなっているようには見えません。逆に、元気のなかった葉が『葉焼け』で落ちてしまったり、それにより見込無しと判断した蔓を剪定したりしましたので、全体に寂しい状態になっています。新芽の葉がかなり出ているのに緑が濃くならないのは、相当に葉焼けによる落葉が多かったことが影響していたでしょう。

そして、更に一か月が経ち、今日で二か月になりました。グリーンカーテン設置2か月後植え込み当初からの葉焼けのダメージも取り戻し、全体に青々とし、総じて言えばこの一か月は順調だったと言えると思います。
ただ、それでもいつくかの不満点はあります。
まず全体的に見ると、リビングの室内が写りこんでいることからわかるように、葉の密度がスカスカで、カーテンとしてはどうかな?という状態ですね。下部から新芽を上に向けて延ばすことにより、均一で濃いカーテンを目論んでいたのですが、下部に横に這わせた蔓から思うように新芽が出ず、全体がスカスカしています。植え込み時に、下部から見て横縦横と誘引しましたが、これがまずかったように思います。植物は上部に樹勢を集中させるらしいのですが、横縦横の誘引であると、上の位置にある横に誘引された蔓からの新芽が増えることになります。『植物は上部に樹勢を集中させる』ということを頭に入れて誘引すべきでした。もう実も沢山ついていますので、今からの誘引変更や剪定には踏み切れません。これも来年に向けた反省点ですね。
もう一つは、エクセルで管理している昨日までのデータによると、開花数58個に対して、結実を確認した数が33個なのです。その差、つまり実を結ばなかった花の数は25個ですが、これらは全て結実しない花なのです。グリーンカーテンに使用している2本の株は、昨年の春苗を購入し、グリーンカーテンに使用したもので、冬越しを経て今年も使っています。昨年のデータがないのではっきりとわかりませんが、今年程の高率で結実しない花が出現することは無かったように思います。2年目ということで、結果率が低下しているのかもしれません。そこで、株の更新を考えまして挿し木しているところです。先程、開花が始まったので見てきましたが、今日は8個咲いたようです。何個正常花なのやら。

冬越しの大きな株でスタートを切った今年のグリーンカーテンですが、蔓の長さ5m近くの株とは言えど、単に昨年との蔓長比の掛け算のような収穫数には至らないというところが見えてきました。感覚的には昨年の倍くらいかな?という感じです。
誘引の失敗、経年による結果率低下?、私にとって、まだまだパッションフルーツには理解せねばならぬ理があるようです。

経年株と新株の結果率の検証については、我が家の行燈仕立てが今春仕込んだ新株のためデータを積み上げれば可能かもしれません。因みに、今のところ行燈仕立ての方は(開花は5個のみとデータは少ないのですが、)100%正常花で、全て結実しています。