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パッションフルーツの冬越しの準備(植物栽培用LEDの導入)

今日(=この記事を書いていたのは9/30です)は最高気温28℃と昼間は暖かかったですが、最低気温が16℃と、寒暖の差が大きくなってきました。16℃というと、花芽がだめになるかどうかのキリギリのところでしょう。すでに、蕾になっていれば比較的寒さに強いようですが、そろそろ自然状況下では、秋の開花の終了も近そうです。
現在、庭では、多くの実を付けた株が冬越しのために控えています。その2014-15の冬越しでは、それらの株を家に持ち込み、熟した実を収穫することを狙っています。

ちょっと、私の住む街に近い宇都宮市の週間予報を見てみると、宇都宮の週間予報10月2日~10月5日~最低気温12℃の日が続きそうだということです。10℃以上を保つ必要がある(エドゥリス黄実などの)寒さに弱い種にとっては、危険な寒さということができます。予報以上にちょっとでも冷え込むものなら、花芽が云々という以上に厳しい状態になりそうです。

そこで、遅くとも、10月4日までには、エドゥリス黄実は家に入れるのが無難です。黄果皮ジャンボと、赤紫果皮ジャンボも、栽培初年度のため耐寒性がわかっていません。ですから、最低でもこの3種は、我が家のリビングに引っ越しです。
更に、今年の冬越しでは、可能ならば家の中で開花結実をさせてみたいという目論みも持っていますので、花芽を守るためにも、結局は、冬越し予定の他種(=紫100とルビースターの挿し木苗)も全てとなるかもしれません。

冬越しのスペースは、リビングの出窓このリビングの出窓です。長辺約2m、短辺約1mで、短辺側が南になります。真冬でも晴れた日の8:00~13:00くらいまでは陽が良く差し込み、トレーナーを着ていると暑いくらいです。夕刻まで暖房が入らなくても20℃以上が保たれます。唯一20℃を切るのは夜半~早朝くらいで、2013-14の冬越しでも、株は休眠状態ではなく、盛んに蔓を伸ばし続けました。

ただ、我が家の場合には、それでも室内であることに代りはなく、日照不足の問題がでてしまいました。今年のグリーンカーテンへの外植時に葉焼けで多くの葉が落葉するという事態に至り、せっかく大きな株を準備したにも関わらず、グリーンカーテンの充実が後戻りしてしまった時期があったのです。
また、日照不足で光合成が不足している状態では、実が熟すことは困難だと思われます。
そこで2014-15の冬越しでは、少し投資して対策を取ってみました。植物栽培用LED設置それは、植物栽培用LEDライトの採用です。写真は、植物栽培用LEDライトを設置してみて昨夜撮影したものです。陽が差し込んでいるうちはブラインドを開け、陰ったら夜の7時くらいまで点灯というような使い方になると思います。
今現在は、効果の程は明らかではありませんが、徐々に判明していくでしょう。商品説明のHPには、1.5mの高さに吊るしたときの照らす範囲が約1.1m²ということなのですが、左に並んでいる植物の葉が紫色に照らされているのを見ると、それは半径1m以上の範囲におよびますので、実際にはそれ以上に照らす範囲が広い印象を受けます。もっとも、約1.1m²というのは、植物が育つための光の有効パワー圏内のことを言っているのかもしれませんね。
パッションフルーツが開花する条件として、多くの時間帯で20℃以上の温度があることの他、日照時間が12時間を超えている必要があるのですが、日照時間については、LEDライトで確保できるかもしれません(と言うか、パッションフルーツが見事に騙されてくれるかもしれません)。とすれば、(外から持ち込んだ実が熟すということに留まらず、)自然状態では有り得ない時期に開花、結実が起きるかも。という欲望もいだいてしまいます。
この投資が、パッションフルーツの株が室内でいきいき育ち、収穫の助けになれば良いのですがどうなるでしょうか。

2013-14の冬越しは、10月末頃からだったのですが、(家の中で熟した実を収穫したいという目的から、)念のため、今年はかなり早まります。
そして、我が家のリビングの出窓を春が来るまでの主なフィールドとし、皆様に有益な情報をお伝えできたら幸せです。