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パッションフルーツの日向ぼっこ

今日は、良く晴れた日です。

我が家のリビングの出窓では、パッションフルーツの株達が冬越し中です。こんな晴れた日の暖かい室内では、株達が気持ちよさそうにしているように見えます。20141103冬越し中の様子この場所は、午前中から13:00くらいまでは良く陽が当たるのですが、東側の窓の面積が大きいので、特に午前中は、広い範囲で日光浴ができます。
陽当たりの良い部分は、葉の裏に陽が透けて光っていますね。これなどは、冬越し中ならではの光景でしょう。

冬越し中の水やり

一般に、「冬越し中の水やりは控えめに」といいますが、私の場合には天気によって水やりの量を変えています。曇りや雨の場合には、水を与えないこともありますし、今日のような良い天気の日には多めにしています
週に一度、液肥と植物活力液を与えていますが、その前日には水やりを控え、乾燥ぎみにしておいて、培養土の吸水性を高めておくということも考慮しています。

摘芯と剪定

この時期以降も、このように、たくさんの新芽が発生します。勿論、夏程の勢いはありませんが、株が元気に育っている証拠です。20141103冬越し中の新芽昨年の経験上、今頃発生する新芽は、来年春の外植え前には5m近くにもおよぶ蔓になることがありますが、温度や日照時間の環境から、その殆どの部分に花を付けることはありません(花が付くのは5月中旬以降の蔓の先端部に限られるのです)。繁り過ぎると、日光不足を招き、外植えした際に葉やけを起こす原因になりますので、(新芽の発生しろを考慮して、)40~50cm程度で剪定すべきです。新芽の数が多すぎれば、根本から剪定して間引くこともあります

何よりも大切なことは、元気に冬を越させることですね。そして、3月末~4月初旬に伸びて来る(または、剪定により誘発させた)若い蔓を生かすことです。その若い蔓こそが、主力の蔓となり、多くの実を実らせるでしょう。