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赤紫果皮ジャンボ旨し!!

表面がしわしわになり、赤紫果皮ジャンボの追熟ができましたので、テイスティングしてみました。私にとっての初の赤紫果皮ジャンボの果実です。追熟は、30℃近くなる少し暑い日があるとよく進むようです。赤紫果皮ジャンボ追熟

あくまでも、私の舌の感覚によるものとおことわりいたしますが、私が食したことがあるパッションフルーツの種の中では、その味はまちがいなくベストだと感じました。おいしいさの順位を不等号であらわすと、

赤紫果皮ジャンボ>エドゥリス紫系>黄果皮ジャンボ
(但し、生食の場合)

の順になります。同じジャンボ系ながら、赤紫と黄でまったく違う味であることはおもしろいところです。赤紫は酸味と甘さ半々くらい、黄色は酸味がかなり勝っているように思います。また、エドゥリス紫系は少し酸味が勝り、爽やか系といってもよいでしょう。

酸味が強いことが悪い訳ではありません。生食であっても、嗜好の違いにより意見はさまざまでしょうし、なんらかの食材とコラボするような場合には、酸味がいい仕事することも考えられますので、私のつけた順位は、あくまでも参考程度の情報です。

しかし、赤紫果皮ジャンボ二つ切りこの赤紫果皮ジャンボの画像をごらんになっただけで、おいしそうだと思われる方もいらっしゃるでしょう。
あふれる果汁の黄色が濃く、濃厚な味が伝わるようです。そしてジャンボ系ならではのボリューム。
実際に食べてみると、酸味と、それに負けない程の甘さが口内に広がり、しばらくはその余韻が残るのです。そいう意味ではマッタリ系といえるのかもしれません。

じつは、この投稿のために昼食前に試食し、味の余韻を楽しみながら記事をタイプしている際に、昼食の準備ができたと呼ばれたのですが、まだ余韻を楽しみたいと感じたほどなのです。
昼食を準備してくれた妻に対しては理不尽な話ではありますが、いま暫くの間、他の味覚のものを口にしたくなかったのがいつわざるところなのです。

【2015.09.24追記】赤紫果皮ジャンボを冷凍して食べてみたところ、甘味が感じにくくなることから、種のえぐ味が顕著に感じられました。このえぐ味は、他の品種では感じたことのないものです。
私の舌には、冷凍した赤紫果皮ジャンボの味はあまりあいませんでした。