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水耕栽培装置『せせらぎ1号』完成かな?

DIYを駆使しつつ、水耕栽培装置を作ってまいりましたが、注文していた培地用部材も昨日届き、培地を(といっても、一辺80mmの正方形の穴を栽培槽の蓋に開けるだけなのですが、)作成しました。

ついでに、改めて運用面を考えるに、「排水口があるのに給水口がないのは片手落ち?」と気付き、急遽それも追加してみました。

今の水耕栽培装置はこんなかんじです。水耕栽培装置(完成)20141212給水口は、25Aエンビ管を使っていて、漏斗を差し込んで給水できるようになっています。写真の状態は、キャップを取り付けて給水口を塞いだ状態です。

以下、ブログの中では既出ですが、外観的に見える部分を説明すると、

貯水槽水量計は、貯水槽に浮かぶフロートに錘を紐で結びつけたもので、【動画あり】貯水槽の水量により、錘が上下します。

排水管は、このように栽培槽に配管されており、上部栽培層排出構造貯水槽の水中モーターを回して栽培槽に培養液をくみ上げながら、コックを開けると、(サイフォンの原理で、)栽培槽の培養液は排出されます。このような仕組みにより、装置内のほぼ全ての培養液を排出することができます。
水耕栽培では、時間とともに培養液の肥料分などのバランスの狂いが生じるため、定期的な培養液の全交換が理想とされています。そのための排水機能があると便利なのです。極論すれば、そんなときに装置をひっくり返すのか?という話しなのです。

外観では見えませんが、装置を説明する上で必須な、栽培槽への培養液の供給方法は、【動画あり】スプレーバー方式です。培養液に十分な酸素を供給しつつ、水耕栽培で重要と言われる栽培槽の水流を作りだします。

これで、「思い描いていた二層オーバフロー式水耕栽培装置も完成かな?」と根拠なき達成感に浸る私ですが、
とりあえず、『せせらぎ1号』と命名することにします。運転音からの命名であることは言うまでもありません。

最後に、ちょっとお役立ち情報かと思いますので、掲載しておきます。ハイポニカ鉢寸法これは、今回私が使用した培地用セット(鉢、蓋、スポンジ)ですが、ハイポニカ601、および303用として売られているものです。
いろいろな方の自作水耕栽培装置を拝見しますと、これらのセットを使われている方が多いようでしたので購入しましたが、インターネット上に寸法の情報がなく、「もしかして使えないかも」という思いは拭えぬままに注文に至っています。
各部の寸法は写真のとおり(±1mm程度の誤差があるかもしれません)です。それによると、取りつけの際には、一辺80mmの正方形の穴を開けます。そして、取りつけ面から栽培槽の水面まで距離が65mm未満でないとスポンジは培養液に浸りません。また、栽培槽の深さが、85mm未満であると、うまく取り付けることができません。

あとは、運転テストでもしながら、かっこよいアルミシートカバーを作って春を待つばかり?という感じですね。

【続き】水耕栽培の準備(その1)