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パッションフルーツの新芽が出てきました

家のリビングの出窓では、パッションフルーツの株が外に出るのを待って冬越し中です。もう暦上は春なんですけどね。

一月のときには、こんな感じでした。鉢上げの様子

そして今はこんな感じ。
冬越し中のパッションフルーツ3月12日

約、2か月の間に葉っぱの密度がかなり濃くなっています。蔓は、支柱の上部にも達しています。どちらも同じように良く晴れた日の同じ時間帯に撮影しましたが、グリーンカーテン効果なのでしょうか、1月よりも陽差しは春に近づいているにもかかわらず、今日の写真はいくぶん光の少ないトーンになっています。

ずいぶん蔓が延びたな~と思いつつ眺めていると、若草色の新芽が出ている蔓がありました。パッションフルーツの新芽
暖かくなって、新芽が蔓になると、蕾が付き花が咲くのです。冬越し中に伸ばしてきた蔓は、言わば新芽を出させるベースのようなもので、それ自体に実を付けることはありません。実を言うと、この蔓はもう少し伸ばそうと思っていたのですが、誘引時の力加減を誤り先端を折ってしまったのです。たまたま蔓を折ってしまったことが、摘み芯のように作用して新芽が出てきたのでしょう。このことから、摘み芯の大切さを学びました。

【追記】それと、二年目にして新なことを発見!新芽の葉の形状成長が最も早い新芽を観察してみると、一枚目の葉っぱとそれ以外の形状が異なるのです。現在までに見られる全ての新芽についても慎重に確認すると、その全てに共通する特徴だったのです。一枚目は良く見るようなラグビーボール状ですが、二枚目以降は全てもみじの葉のように三つに分かれた形状になります。昨年は、このようなラグビーボールのような葉っぱが時々出現するとは思っていたのですが、どうやら新芽に一枚だけ出現するようです。これは種によっても異なるようで、我が家の黄色種では、同一の蔓にラグビーボール型の葉っぱが連なっている場合もあり、全体的にこのタイプの葉っぱが多めですが、この紫種では希少なようです。

グリーンカーテンのネットの設置や、植え込みなどに想いははやりますが、私の住む北関東では、最近、暖かい日で最高気温15℃程度、寒い日には最高気温10℃程度、最低気温は0℃程度です。まだまだ、霜は降りるでしょう。暫くは外に出すことはできませんが、いましばらくリビングの出窓でこの株たちを育てていきたいと思います。