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一部の挿し木苗の冬越しに失敗

北海道や北陸、東北などでは、爆弾低気圧により、激しい吹雪に見舞われているということが伝えられています。

私の住む北関東の今日の天気は晴れで、最低気温2℃だったようですが、低気圧の影響を受け、強めの風が吹き、体感では最低気温以上に寒い朝となっています。

現在の外のグリーンカーテンの様子は、20141217グリーンカーテン全体的に葉が黄色くなり、

0141217グリーンカーテンの葉はらはらと風に舞う葉の姿は、寒さの中でつぼめた人の手のようにも見えてきます。

20141217落葉落葉も始まりました。

20141217実実は少し色付いたものもありますが、梅干しのように皺が入ったものが多いです。強めにつまんでみると凹みますので、明らかに中身は詰まっていないようです。

このように、冬が本格化してきたことをお伝えしてきましたが、

では、家の中はどうかと言うと、20141217家の中外のように黄色い葉は見えませんね。明らかに、外とは隔離された世界であることはおわかりいただけると思います。

外と比較すれば暖かな環境で育っている家の中の冬越し株(苗)たちですが、それでも脱落者が出てしまいました。20141217エドゥリス黄実挿し木9月20日前後に、5本挿し木していたエドゥリス黄実の苗うちの4本(1本は既に枯れました)ですが、手前右は新芽を含めた全ての葉が落葉してしまいました。根が生きている限り、「落葉=枯死」というわけでもないとは思いますが、このような小さな挿し木苗にとっては限りなくそれらはイコールに近いように思います。その観点からは、手前左もひん死の状態と言えます。

これらは、寒さに弱い(耐寒性10℃といわれています)エドゥリス黄実である上に、小さな苗であることが更に寒さへの耐性面で厳しく作用したように思います。

上の二本も一時は新芽が虫の息状態に陥り、今にも葉を落しそうでしたが、夜~朝の時間帯に家の中の暖かい場所に移動するようにしたところ、元気を取り戻したようです。
我が家では、リビングの出窓を冬越しの場として使用しておりますが、その場所は、陽が差し込む昼間は暖かいものの、一旦陽が落ちれば冷え込む場所だったようです。豪雪地帯と違って、出窓のガラスは二重ではありませんので、外の冷気がしんしんと伝わっていたのです。

昨年は、偶然にもエドゥリス黄実の株の冬越しがうまくいきましたが、今年の場合には小さな冬越し苗ですので、昨年にはない困難さがあるようです。
今年のここまでの状態や、昨年の実績から、紫系やジャンボ系の株は夜~朝も出窓に置いていますが元気ですので、耐寒性の点では、エドゥリス黄実よりはかなり強いようです。